yumchachicago.com - ストレスチェックの実施義務について

Description: ストレスチェックの定期的な実施は、従業員数50名以上の環境で義務付けられている。派遣社員の場合、義務が課されるのは「派遣元企業」であるが、調査のために「派遣先企業」でもストレスチェックを実施していることもある。

ストレスチェック (107) 義務 (12) 派遣先 (2)

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2015年12月より施行された「ストレスチェック制度」は、派遣社員にも関わりのある制度だ。 これは、「労働によって過剰にストレスがかかると、心身に悪い影響を与える」という考え方が一般的なものとなり、その問題を食い止めるために厚生労働省が打ち出した方針の一つである。

従業員数が50人以上の職場であれば、定期的なストレスチェックの実施が義務付けられているため、正規・非正規雇用といった区分に左右されることはない。 シフト制で勤務するパートタイマーやアルバイトであっても、「1年以上継続して雇用する予定がある、あるいは雇用している人」であり、なおかつ「一週間に規定時間以上勤務している人」であれば、このチェック対象となるのだ。 企業に勤める以上、ほとんどの人に関係してくることであるため、 ストレスチェックの詳細 はきちんと頭に入れておいたほうがいいだろう。

ただ、派遣社員の場合は「派遣元」と「派遣先」という二つの企業が存在するため、少しややこしい状況になる。 具体的には、このストレスチェックの実施義務が課せられるのは「派遣元」であり、「派遣先」に対する義務は生じないのである。