解決の 「 秘訣 」 は、 まず社員との 関係の質 を 改善することでした！
負のスパイラルモデルは、結果を追い求め、目先の業績を向上させようとするところから始まります。そうした思いが先行すると、つい一方的な指示・命令が増えることで、やらされ感が高まり「関係の質」が低下します。「関係の質」の低下は、「思考の質」と「行動の質」の低下につながります。自発的・積極的に行動しなくなるので、成果が上がらず成長もないため「結果の質」が低下し、職場のさまざまな問題を引き起こしていくというマイナスの循環にはまり込んでしまうのです。
成功の循環モデルは、まず組織の「関係の質」を高めるところから始める必要があります。「関係の質」を高めるためには、お互いにコミュニケーションをとり、理解と尊重を深めます。そうすると、気づきを得たり面白さを感じることができ、「思考の質」が向上して、自発的・積極的に行動するようになり、「行動の質」が向上。その結果、「結果の質」が高まって、「関係の質」がさらに向上するというように、プラスの循環が続いていくのです。