tsunamikyumeitei.jp - 津波救命艇の普及を進める会

Description: 津波弱者 最後の砦 津波救命艇の普及を進める会

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2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」では、地震に加え巨大な津波が発生し、東北地方の太平洋岸を中心に甚大な被害をもたらしました。このような中、国土交通省四国運輸局において、大型の船舶等に搭載が義務付けられている船舶用救命艇の技術を活用した「津波対応型救命艇」(以下「津波救命艇」(つなみきゅうめいてい)という。)が考案されました。これは津波襲来時に浮揚して避難するもので、高台などへの速やかな避難が困難な事例においても、避難を可能にする有効な方法の一つになるものと考えられています。我が国では、当該震災以降も、今後数十年以内に首都直下地震や日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震などの大地震が発生することが予想されています。

東日本大震災から十数年がたった今、改めて津波の脅威に備え、記憶の風化と戦いながら津波への備えを怠らないことが重要です。また、この教訓を踏まえて開発された「津波救命艇」についても、これまで関係者が個々に実施してきた普及活動を総合的に推進することが重要となっています。

津波救命艇は、職場や居住地に隣接して設置でき、楽に速やかに避難できるという大きな特長が有るほか、一旦艇内に避難すれば濡れることなく過ごせることから、寒冷時における津波避難や洪水避難などにも極めて大きな効果が期待されます。

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