tokaidou.jp - 東海道五十三次沼津宿 黄瀬川を越えて

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今年は東海道53次400年だそうで、各地で様々な記念行事が行われている。 そこで今回、このコーヒーブレイクでも浮世絵を中心に沼津を取り上げてみたい。 東海道53次の浮世絵と言うと、誰しも歌川広重の連作を思い出すことだろう。広重は天保三年(1832)36歳のときに幕府より朝廷への御馬献上の一行に、絵師として儀式図を描く役目で加わっていたと言う。このとき書いたスケッチなどをもとに描いた保永堂版 東海道五十三次之内シリーズが翌年より刊行され、爆発的な売れ行きを示したとの事。一躍有名になった広重は、以来20作余りの東海道53次シリーズを描いているのだそうだ。 それでは広重作品のいくつかと、現在の沼津の様子を対比しながら眺めてみよう。

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沼津には珍しい雪景色。スッポリと雪に包まれて、静まりかえっている様子が美しい。中央右に大木、橋のたもとに建つ民家。沼の広がりの向こうにそびえる雪の愛鷹山と富士。静けさの中を旅人のみが注意深く橋を渡っていく・・・。 すばらしい、惚れ惚れとする作品である。

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