Description: フリーランスエンジニアの特徴は、全ての業務を自分でこなすことにあります。顧客開発や案件の獲得、確定申告など内容は多岐に渡ります。さらに年金や健康保険への加入も必要な上に、得られる報酬は業務全てが完了してからとなります。
通常のときだけでなく、万が一のときのことも考えてみる。
フリーランスエンジニアの特徴として挙げられるのは、業務に関わるあらゆることを自分で行わなければならないことです。例えば案件を受けるにしても、自分で営業活動をしたり、あるいはクライアントと仕様書についての論議や費用の交渉が必要になります。もちろん開発作業も自分でこなしつつ、経理の業務を行ったり確定申告も行います。まさに多忙を極めることになりますが、その分案件を確保できれば収入も増えます。
統計では、フリーランスエンジニアの一般的な年収は400万円ほどですが、7％ほどは1000万円を超えるとのデータもあります。そのためには何よりも信用度を高めることが大事です。個人相手の取引となれば、納期は守られるのか、品質は保証されるのかといった不安をクライアントは持つものです。信頼度を高めるために多くの実績を積むことが必要となりますし、ときには入札形式となる案件で他のフリーランスよりもいい条件の金額提示が必要です。また、報酬は業務全てが完了してから得ることになるため開発作業に取りかかっている間は収入がなく、その間の生活費を確保しておくことが必要です。そのために一般的には、複数の案件を同時進行で行うことになります。