『住まいの温度バリアフリー』とは部分冷暖房をやめて、全館冷暖房システムを採用して 家じゅうの温度差を± 3に環境を整えることをいいます。
住環境を重んじる欧米等の先進諸国では、ヒートショックのない全館暖房の家は常識ですが、 日本では建物のバリアフリーは重視されますが、家の中の温度差をなくす「温度バリアフリー」は情報も少なく、 設計事務所・工務店からの提案も少ないため、まだまだ設備として採用が少ないのが現状ではありますが、 近年になってやっと注目され始めています。
特に冬の住宅内は、暖房機器などにより暖められた部屋と、外気の影響で冷えたままの空間に 大きな温度差が生まれることから、ヒートショックが発生しやすくなります。 また、国でもこの問題を重視する動きが出てきています。