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循環ろ過のほとんどすべては砂ろ過装置を使用しています。砂ろ過とは数種の細かい砂を敷設したタンクの中にお水を通すことで汚れを取り除く仕組みです。 水の汚れを取り除きますので、たまった汚れは定期的に洗浄作業を行い汚れを排出して性能を復帰させます。しかしこの洗浄作業は一度に大量の水を必要とするため、頻繁に行うとコストがかかるのでおおくの場合、洗浄に必要な最低限またはぎりぎりの設定で行われているため、砂のなかには少しずつ汚れがたまってきてしまったり、悪いときはろ材が固まったりして性能が大きく低下してしまいます。 そして一番大きな問題なのはこのたまった汚れを住みかにしてレジオネラ菌や大腸菌が増殖してしまうことです。このような状態になると通常の洗浄での作業では排出は難しくまた、外部からの確認が難しいためほとんど見過ごされています。

ろ材洗浄ではろ過タンク内に堆積した汚れをまず物理的に取り除いたあと、、砂の内部に堆積した汚れを油脂分の分解洗浄、殺菌洗浄の2種類の洗浄を行うことで、ろ材の交換を行うよりも安価にろ材の性能を復帰させ、濾過能力を取り戻します。また通常洗浄設定、循環量設定を最適に調整することでろ材を健全に保ちます。

ろ過循環設備は裏方ですが、ろ過設備配管内(濾過機も含む)の温水が接触する面積は以外にも浴槽内の面積よりも大きな場合が多くあります。これは言い換えれば機械室に浴槽よりも大きな浴槽がもう一つあるとたとえることもできます。ですがこの配管系統は目に見えず、また水の流れの悪いところや、死に水になってしまうところなどがあり、このような箇所には塩素も届きにくいため、温水に含まれる有機物を栄養として、配管内部壁面にバイオフィルムと呼ばれるアメーバ状の膜が発生することがあります。これらの汚れは内面が平滑な塩化ビニル製の配管でも、曲がり角などのパイプ同士の接続部分のわずかな隙間に発生して少しずつ増殖し、パイプ内面に広がっていきます。このようなバイオフィルムの内部は塩素などの薬品が接触しにくく、レジオネラ菌などの温床になりがちです。