echizentansu.net - 越前指物協同組合

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越前指物協同組合会員の造る製品を WEBストアにて販売。 伝統工芸の技が光る一品との出会い。

越前市の中でも古くからの市街地である「越前武生」での木工の歴史は長く、その始まりは江戸末期から明治初期にかけてといわれている。 能面作りなどの工芸的な仕事をしていた者、農業を生業としながら手先が器用だった者などが、お膳風呂や板戸などを作り、これが専業化されていったという。 その後、指物師(さしものし)として旦那衆の家に出入りするようになり、高価な箪笥や建具などの製作を手がけるようになる。文化水準が高く、経済的にも恵まれていた当時の武生。旦那衆から絶えず高度なものが求められたことで技術が発達していった。その技術は現在に受け継がれ、越前指物が今なお高い評価を受けている理由はここにある。

指物とは、釘を使わずに木の板と板を組み、指し合わせる仕事のこと。また、その技法を使って作られた箪笥や調度品、建具などの製品を意味する。