Description: このサイトでは、避雷針の設置に関する情報を提供しています。建物によっては設置義務が課されているところもありますが、実際に導入したことがなければ詳しいことがわからないという場合も珍しくはないでしょう。
設置 (316) 期間 (90) 建築基準法 (18) 避雷針 (12) jis規格 (12) 高層 (6) 設置義務 (2) 火薬庫 (2)
このサイトでは、避雷針の設置に関する情報を提供しています。 建物によっては設置義務が課されているところもありますが、実際に導入したことがなければ詳しいことがわからないという場合も珍しくはないでしょう。 けれど正しい知識がなければ、法律に則った導入は難しいです。 間違った導入をすれば、違反になることもあるかもしれません。 そのようなことにならないよう、どんな建物が対象になるのか、どれくらいの時間がかかるのかといったことを紹介していくので、参考にすると良いでしょう。
避雷針は建築基準法によって、高さが20m以上の建物に設置義務が課されています。 建物自体が20m以上である場合だけでなく、アンテナなどを追加することで、最終的に20mを超える場合には避雷針を置かなければなりません。 20mに満たない場合であれば、設置をしなくても法律違反になるということはありません。 ただ広い平地が続く場所など、人に落雷が直撃しそうな場合は、設置しておいた方が無難でしょう。 また建築基準法とは別に、消防法によって設置義務が課されることもあります。 それは危険物を取り扱う場合で、既定の数量の10倍が目安です。 それ以上の危険物を扱うのであれば、製造所や貯蔵庫など形に関係なく避雷針を設置しなければなりません。
狭い場所に効率よくスペースを確保するためには高層の建物を建てることになります。 もしその建物が20ｍを超える場合には、避雷針の設置義務があることに注意しましょう。 20ｍといえばマンションなら6階建てぐらいになりますが、ここで注意しなければいけないのが、構造物も含めての高さということです。 例えばアンテナなどをつけている場合は、6階以下でもその高さに達する恐れがあります。 特に携帯電話アンテナは高いものが多く、1階分ぐらいの高さがあることがあります。 避雷針は雷が発生したときに落雷避けに使われる設備で、高い建物は落雷リスクが高いことからこのような義務が課せられています。 例えば6階建てでも19.9ｍに押さえれば、この要件は適用されません。 だからといって、落雷のリスクがないと言うわけではありません。 20ｍ以下の建物でも条件によっては落雷のリスクはあります。 義務ではないからつけないということでは、雷によるリスクを回避していることにはなりません。 安全性を考えれば、それ以下の建物でも設置した方が安心です。 ただし20ｍを超える建物や構造物では避雷針が設置されていないと法律に違反することになるので注意しましょう