Description: ホームヘルパーの仕事は、地域密着型サービスを担う様々な専門職と連携の中で、自らの役割を果たす職業であることを、しっかり理解する必要があります。また日頃から、所属する訪問介護事業所内でのチームワークも重要です。
ホームヘルパー (188) 連携 (88) チームワーク (22)
一口にホームヘルパーの仕事といっても、地域密着型サービスを担う様々な専門職と連携しながら、適切にチームケアを進めることが必要になります。これは、サービスの利用回数や時間帯あるいはサービスの数量など、利用者ごとに幅広く多種多様なニーズがあるためです。
例えば1人の利用者に対して、複数のヘルパーが必要な場合もありますし、あるいは複数の介護サービスを必要とする場合もあります。また、主治医や看護師あるいは理学療法士など、医療サービスと連携しているケースも珍しくありません。さらに、民生委員や近所との協力が必要になるケースもあるでしょう。いずれにしてもホームヘルパーの仕事は、決して単独で行動するものではなく、様々な人々との連携の中で役割を果たす職業であることを、しっかり理解する必要があります。
もちろん日頃から、所属する訪問介護事業所内でのチームワークも重要です。特にサービス提供責任者である主任ヘルパーや管理者は、チームケアの中心的な機能を果たすため、ホームヘルパーを含めた全職員との連携を図ることが大切です。その上で、所属するヘルパーの指導や教育など、さらにサービスの向上を目指す取り組みも必要になります。また同じ利用者が複数のホームヘルパーを利用している場合では、ホームヘルパー同士の密接な連携が不可欠になります。どのヘルパーが担当してもサービスが均一になるように、訪問介護計画書に基づきながら、お互いに情報を共有します。密な連携によるチームケアが 地域密着型サービスの介護 には重要なのです。