私の住んでいる町は人口がどんどん減ってゆき、 通りはシャッター街と化しています。 そんな過疎化まっただ中の街に越して来て、 一番困ったのが、楽器を取り扱うお店がなさそうなところです。 私は、幼少期からビオラをやっておりまして、 この町にそのようなお店がないことが不安でしょうがありませんでした。 松ヤニや肩当ては、ネットショップでどうにかなりますが、 弓などは現物を見ないと始まりません。 そして、不運なことに、先日、その弓が壊れてしまったのです。 私は恐る恐るこの町に楽器を扱うお店がないか、調べてみたのです。 すると、ビオラなどの弓を販売しているお店が見つかったのです。 私は、救われた思いでした。 楽器を取り扱うお店があれば、一先ずはこの町でやってゆけそうです。
千葉に住む知人たちがバンド活動をしているのですが、 練習はほとんど東京で行っているそうです。 ライブは東京で行うことがほとんどなので 音楽スタジオを東京にしたのもわかる気がするのですが、 練習時間があんまり取れないんじゃなしかと。 先日のライブの際に不思議に思ったので聞いてみたら 音楽スタジオもライブハウスもご親戚が経営されているから、ということでした。 なるほど。持つべきものは親戚ですよね。 融通も利きそうだし何よりです。
誰の目にも、東京が人で溢れているのは明らかで、 東京の一極化でなく都市の分散が最前の目標であると思われるのに、 日本の政府は腰を上げません。 それどころか、オリンピックを東京で開催することで さらに東京の都市機能を強化するべく進めています。 大阪都構想も実現せず、日本はまだまだそのままの形で進んで行くようです。 仕事は、農業・工業は郊外でそれ以外は都市に集中し、 その下や中堅で働く人たちは都市に住むことを余儀なくされます。 結果、都市の一極化はさらに進むでしょう。 先日レンタルオフィスの個室を利用しようとしたら、予約でいっぱいでした。 これは珍しいことでありません。 よくあります。 家も勉強スペースも確保できない我々はどうするべきでしょうか。