xn--3yq508bfhex1d.jp - 元企業コンプライアンス担当者がこっそり教える浮気調査と探偵の基礎知識

Example domain paragraphs

近年よく聞く言葉のひとつに、「 コンプライアンス 」があります。 簡単に言えば法令遵守のことで、特に企業においてその重要性はますます高まっていると言っても過言ではないでしょう。 1つの商品欠陥であっても、それが全世界で使われていれば、最終的に企業の経営破綻につながることもあります。1人の従業員の顧客対応が報道やインターネットを通じて広がり、企業イメージを根本的に損なうこともあります。個人が法令を遵守することはもちろん必要なのであるが、特に企業コンプライアンスは、経営においても重要な要素を占めるようになっています。

と言うのも、筆者は長年企業コンプライアンスを担当してきたからで、その経験から言うと、この章で説明する探偵業においても、コンプライアンス遵守は例外ではありません。 特に、 興信所や探偵事務所が浮気 や企業を調査するときにおける探偵業法等の法令遵守、顧客情報の秘密保持厳守、裁判における証拠資料の提出など、契約から調査・報告、そして裁判という最終段階に至るまで、法令は切っても切り離せない関係にあると言えます。

そこでまず、 浮気調査 というものをざっくり考えてみましょう。 既婚者のうちのどちらか、つまり夫あるいは妻がパートナーの浮気を疑い、もしくは確信し、悩み、腐心し、最後に全てを明らかにして決着をつけようという 心の動きから、浮気調査は依頼されます。 浮気調査の主な方法は、尾行と写真撮影です。ターゲットに気づかれずに尾行するのは至難の業で、とても素人が一朝一夕にできるものではありません。さらに、裁判でも証拠となりうる写真を撮影するには機材と使いこなすテクニックが必要となってきます。 これだけでも難しいのに、限られた時間の中で、確実に成果を得るためには、できるだけターゲットに近づく必要も出てきます。その結果、尾行においては「つきまとい」や待ち伏せしている間の「住居不法侵入」などの罪のギリギリのところで行うことになります。写真撮影は、「肖像権」、「プライバシーの侵害」すれすれのところで行うほかありません。 ただでさえ隠したがる浮気なのに、その証拠をどうにか掴もうというのですから、かなり際どく接近するのは当然のことです。

Links to xn--3yq508bfhex1d.jp (11)