Description: 書家・土橋靖子が主宰する“蛙園会(あえんかい)”.先師・五鳳先生の、清らで格調高い和の世界と、真摯に努力を怠らない精神を大切に皆で励んで参ります.土橋靖子・芝桜会(しおうかい)・読売書法会・かな
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平安時代の貴族で能書家として知られる小野道風は、それまでの中国的な書から脱皮して、和様書道を確立した人と伝えられています。 この小野道風の生地が愛知県春日井市、偶然にも祖父であり先師の日比野五鳳先生と同じです。
彼 (か) の地に伝わる逸話で、道風は、失敗に失敗を重ねても柳の葉に飛びつく蛙を見て、自分も自身の書、和様の書道の確立に諦めず立ち向かおうと、勇気をもらったという話があり、その縁かどうかは今となれば定かでありませんが、五鳳先生は私塾を「蛙会」(かわずかい)と名付けました。 その会の最後の門弟としてご指導をいただいた私は、自らの会を立ち上げるにあたり、先師・五鳳先生の、清らで格調高い和の世界と、真摯に努力を怠らない精神を大切に、同じ志を持つ仲間たちが仲良く集う園、という意味を込めて、「蛙園会」( あえんかい ) と名付け、2022年に新たなスタートを切りました。