kainan1890.com - 海難1890 | 日本トルコ合作映画 | 田中光敏 監督

Description: 日本トルコ合作映画・田中光敏 監督の国境を越えた真の友情を描く感動作!エルトゥールル号の奇跡実話「海難1890」が第39回日本アカデミー賞で10部門を受賞。内野聖陽・忽那汐里・ケナン エジェ・夏川結衣・大東駿介・小林綾子らが共演。

エルトゥールル号 (6) エルトゥールルが世界を救う (4) 海難1890 (1) 映画監督 田中光敏 (1) 山田寅次郎 (1) 串本町長 田嶋勝正 (1) ジャン アカルン (1) 浦 聖治 (1) 冨田博文 (1) 沼田準一 (1)

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アジアとヨーロッパにまたがるトルコ共和国。かつてトルコ帝国として歴史に名を刻んだこの国と日本は、 長きにわたって交流を深めてきた。日本トルコ友好125周年を迎えた今年、両国の絆の深さを映し出す、 史実を基にした物語が映画となって誕生する。1890年9月16日、トルコ帝国の親善訪日使節団を乗せた 軍艦「エルトゥールル号」は帰国の途中、和歌山県樫野崎(現:串本町)で台風に遭遇し、船が大破し て沈没。乗組員600名以上が嵐の海に投げ出され、500名を超える死者を出す、当時としては 世界最大規模の海難事故となった。このとき荒れ狂う海で生命の危機にさらされたトルコ人を 目の当たりにした地元住民たちは、台風の高波の中に身を投じて漂流者を助け上げるなど、献身的な 救助活動を行った。これによって乗組員69名の命が奇跡的に救われたのである。見ず知らずの外国人を、 命がけで助けた彼らの行動はトルコ国民に感銘を与え、トルコの教科書にも取り上げられて後世まで 伝えられている。そしてこの救命活動こそが、トルコと日本が友情で結ばれる原点となったのだ。それから 時を経た1985年3月。イラン・イラク戦争が長期化する中、サダム・フセインはイ

明治中期の和歌山県紀伊大島の樫野地区。この地に暮らす医師・田村(内野聖陽)は、貧しい者を親身になって診察することから村民の信頼を集めていた。彼の 傍にはかつて許婚を海難事故で亡くし、そのショックから口がきけなくなったハル(忽那汐里)が、いつも助手として付き従っていた。 1889年親善使節団を乗せたトルコ帝国のエルトゥールル号が、イスタンブルから日本へ向けて出港した。帝国の威信を欧州に示すため、また明治天皇へ の謁見のための航海だった。船には名家の出であり海軍機関大尉のムスタファ(ケナン・エジェ)も乗り込んでいた。機関室を仕切るのは、部下の信頼厚い操機 長のベキル(アリジャン・ユジェソイ)。長い航海の中で、ムスタファとベキルは階級を超えて、お互いに認め合い、友情が芽生えていった。翌年6月に天 皇に謁見しスルタンの親書を渡し、同年9月親善使節団としての使命を終えて帰路についたエルトゥールル号は和歌山県樫野崎沖にて台風に遭遇。暴風雨の中、 推進力が頼りとなり機関室への負担が増す。何とか持ちこたえようとベキルは必死に機関室を守るが、彼の奮闘も虚しく船は樫野崎沖で座礁、水蒸気爆発を起 こす。島中に響き渡る船の爆発音を聞

脚本 小松江里子 (コマツ エリコ)

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