fuyusoubi.jp - 映画『冬薔薇(ふゆそうび)』公式サイト

Description: 【脚本・監督:阪本順治 × 主演:伊藤健太郎】 阪本順治監督によるオリジナル脚本で、人間の業を切なく儚く紡ぐ物語。ー映画『冬薔薇(ふゆそうび)』6月3日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー

Example domain paragraphs

6月3日(金)新宿ピカデリー他 全国ロードショー < > 家族、友人、そして自分自身とも向き合えずにいた。 心の欠損を抱えた「寄る辺なき者たち」が 織り成す人間ドラマ。 ある港町。専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる渡口淳(伊藤健太郎)。“ロクデナシ”という言葉がよく似合う中途半端な男だ。両親の義一(小林薫)と道子(余貴美子)は埋立て用の土砂をガット船と呼ばれる船で運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事も減り、後継者不足に頭を悩ましながらもなんとか日々をやり過ごしていた。淳はそんな両親の仕事に興味も示さず、親子の会話もほとんどない。そんな折、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこに浮かび上がった犯人像は思いも寄らぬ人物のものだった……。

名実ともに日本映画界を牽引する映画監督・阪本順治。“アグレッシブな円熟期”を迎えたこの鬼才が、40歳も年下の若手俳優・伊藤健太郎のために書き下ろしたオリジナル新作。伊藤健太郎からじっくりと話を聞き、作り上げた主人公のキャラクターには、このとき監督が感じた匂いや気配、独特の佇まいなどが色濃く反映されている。俳優としてゼロに戻り、内面をさらけ出した伊藤健太郎の演技、その周りを固めたのは、日本映画界きっての実力派たちだ。 淳の父親で、ガット船「渡口丸」の船長を演じたのは名優・小林薫。淳の母親で会社の事務を取り仕切る妻役には余貴美子。さらに眞木蔵人、笠松伴助、伊武雅刀、そして石橋蓮司らベテランから、永山絢斗、毎熊克哉、坂東龍汰、河合優実、佐久本宝、和田光沙など若手注目株が集結し、絶妙のアンサンブルで魅せる。 冬に咲く薔薇と書いて「ふゆそうび」。よくある再生の物語ではない。だが、冷たい冬の風のなかで健気に咲いた花にも似た何かが、このフィルムにはたしかに宿っている。オールロケ撮影で切り取られた横須賀の風景が、それを美しく彩る。

1997年6月30日生まれ、東京都出身。モデル活動を経て、2014年にドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」で俳優デビュー。以降「トランジットガールズ」(15)、「アシガール」(17)、「今日から俺は!!」(18)、連続テレビ小説「スカーレット」(20)など、多くの話題作に出演する。15年には『俺物語!!』(河合勇人監督)でスクリーンデビューを果たし、『デメキン』(17/山口義高監督)で映画初主演。以後『コーヒーが冷めないうちに』(18/塚原あゆ子監督)、『惡の華』(19/井口昇監督)、『今日から俺は!!劇場版』(20/福田雄一監督)、『弱虫ペダル』(20/三木康一郎監督)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20/藤井道人監督)、『とんかつDJアゲ太郎』(20/二宮健監督)、『十二単衣を着た悪魔』(20/黒木瞳監督)など話題作に多数出演する。本作『冬薔薇(ふゆそうび)』で阪本組初参加。

Links to fuyusoubi.jp (1)